- 家庭から保育園へという大きな環境の変化による緊張感を和らげるために、穏やかな雰囲気の中で、子どもたち一人ひとりにていねいにかかわり、やさしい保育に努めています。はじめて出会う人(保育者)のふるまい、関わりと語りかけ(言葉)を大切に保育をしています。
・登園時は、「おはようございます。」と笑顔で受け入れます。
・降園時は、「今日は、〇〇をして遊び、こんな姿でしたよ。」とその日の様子を担任だけに限らず全職員が伝えるように努めています。
・遊びの内容は、1週間ごとにクラス内に掲示し保護者に伝えています。
また一人ひとりの月のねらいも保護者に伝え、共通認識を図るように努めています。
- 乳児期の保育は、3歳児以降の成長や社会性の発達に大きな影響を与えるもの、つまり子どもの未来の生きる力につながる大切な時期の保育と考え、まず生活リズムの確立を培うことを目指します。
特に0歳児クラスでは、一人ひとりの睡眠時間、食事の時間、遊びの時間が異なります。
一人ひとりの発達を踏まえて、一人ひとりに合わせた食事・睡眠を基本とし、気持ちを大切に、愛情豊かに語りかけていきます。
生活リズムの確立は「なんだろう」「やってみよう」などといった好奇心や意欲が生まれることに繋がります。
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・食事は、子どもと向き合って「おいしいね。」「これ何かな?」「お腹いっぱいになりましたか?」と語りかけます。
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・おむつ替えでは、「オムツを替えましょうね。」「気持ちがいいですね。」と語りかけます。
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・遊びは、保育者とのスキンシップを大切に、1対1でたくさん遊びます。
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・戸外では外気浴を十分に楽しみます。
あそびからの学び 非認知力を高め、豊かな感性を育む
- 子どもたちは遊びの中で育ちます。子どもにとって遊ぶことは学ぶことです。一人ひとりの発達や興味にあった遊びが豊かに展開できるよう保育環境を整え、子ども自身の「気づき」、「興味・関心」、「意欲・やってみたい」と思う「学びの芽生え」をしっかりと捉え、次の学びへのつながりを大切にしていきます。
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・遊びのコーナーを設置し、子ども自身が遊びを選択し、楽しめるようにしています。(積み木・汽車・ままごと・ごっこ遊び・お絵かき・など)
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・散歩は、季節の変化や自然の遊びを豊かに楽しめるような場所を選び、子どもが主体的に体を動かして、安全に楽しく遊べるように取り組んでいます。五感で自然を感じ、また地域の方々にお会いする等、乳児期に大切な感性の芽生えを培います。
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・2歳児クラスの子どもは、体育指導・リズム遊びで、体作りに取り組みます。
食べるって楽しいね
- 乳児期は一生を通じての食事の基礎をつくる重要な時期です。エネルギーや栄養素の補給により心身の発育、発達を促すとともに、食事を通して、保育者、栄養士、調理師など、人と人との関わりを深め、コミュニケーションを図り、情緒を安定させ、社会性を育んでいます。
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・栄養豊かで安全な食事の提供と温かい心の通った食事環境づくりに努めています。
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・給食室からは、トントンと食材を切る音やだしのいい匂いが部屋中に広がります。
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・離乳食は、一人ひとりの発達に合わせて保護者の方と一緒に進めています。
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・食育では、毎日の生活と遊びの中で、生活に根付いた食に関わる体験を積み重ね、保育者や友だちと一緒に楽しく食べることを通して、生涯にわたって健康な生活に役立つ力へと結びつけていくよう取り組んでいます。
野菜を育てること(畑づくり)
- 農家の方の指導のもと夏野菜を中心に2歳児の子どもと保育者と栄養士で取り組んでいます。子ども達は、水をあげ、生長と収穫を喜んでいます。
みんなで育てた野菜は、特別に美味しいです。土の感触を味わい、虫と出会い、野菜の生長に感動し、そのすべてが意欲的に食べること、楽しく食べることにつながります。
安心・安全な食材の選定
- 古くからお付き合いのある地域の商店を中心に、新鮮で安全な食材を購入しています。
子育ての輪を広げよう めぐみ保育園からの発信
高齢者との交流・地域文化祭への参加
- 中央文化センター主催の「敬老の日の集い」と「地域文化祭」に参加をしています。「敬老の日の集い」では、子どもたちの笑顔がとても喜ばれました。「地域文化祭」は、0~2歳の、発達段階に合わせた作品を展示することで、保育園で過ごす子どもの姿を披露しています。
- 職員は、研修を通して、日々の保育について語り合い、学び合うことで保育の見通しや質の向上を目指しています。ともに働く職員の学びを共有し、職員一人ひとりの保育に活かしています。
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